TOEFL集中コース

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◎リスニング対策の学習
イメージ TOEFLのリスニング試験ではアメリカ大学生活や講義で使われる単語が多用されるので、 それを文字として暗記した上で、音としても覚えるようにと言われました。 英単語は、類語や同意語が多いので、一つの単語を覚える時に同時にそれらの暗記もしました。 文章を読む時は音読を基本として続けました。

1.エースのリスニング教材
■Level-1…Translation listening…発音の確認と翻訳演習用教材(通常の75%速度)
■Level-2…Shadowing・Over wrapping…シャドーイング演習用教材(通常の速度)
■Level-3…Speed listening…速聴の高速スピード聴解演習用教材(通常の155%速度)

各CDでの学習を毎日決めた時間繰り返しました。最初は慣れるのに大変でしたが合宿参加の10日目には速聴にもなれて、 英語リスニングに対応できるようになりました。オーバーラッピング、 リピーテイングも取り入れて繰り返しながら練習したので効果的な学習ができました。 TOEFLリスニングの設問は、細部を問う問題よりも大枠を問う問題が多ので、しっかりと聴いて、 文章の内容を理解するように心掛けました。講師からは パノラマ的な広い視点で「全体の内容をつかむように」といわれました。

2.リスニング問題の種類
問題は2種類で、
■Conversation 問題:大学生活で起きるトラブル相談や解決方法のアドバイスが題材になっているもの。
■Lecture問題:大学の講義を題材とする問題で、「話者は教授のみ」「教授と複数の生徒の質問」で話が進みます。 心理学、哲学、科学、文学、人類学などの内容の問題です。

3.問題パターン
①基本理解問題:話の大意や主題を問う問題が出ます。広い視野で話を聞いておく必要があります。
②理解問題:細部を問題です。重要なパートはメモを取る必要があります。
③事実問題:話者の発言の意思や根拠を尋ね、その立場を問う問題です。
④状況確認問題:講義の進行などを問う問題。内容を整理しながら聴く必要があります。

リスニングは、問題を聴いている間は設問や選択肢を見ることができないので、メモを取るか内容をしっかりと覚えておく必要があります。 Conversation 問題と、Lecture 問題の出題比率は1:2なので、内容が簡単なConversation 問題で10点を確実に取って、 Lecture 問題の正答率50%以上目指すことで、このセクションで20点の確保を目指すようにアドバイスを受けました。

◎ライティング対策の学習
イメージ ■Integrated Task(Reading / Listening / Writing)
Question 1:Reading (3分) → Listening (約2分)→ Writing(20分)
社会科学・自然科学系のアカデミックな内容
規程の語数は150~225wd
【POINT】
1.読んだ文章を要約しパラフレーズ(言い換え)して記述する
2.聴いた文章の要点を明らかにして、正しい構造で記述する技術
読む英語文章を要約するのは難しくありませんが、聴く文章は、リスニング能力がないと、 内容を把握できないので、聴解学習が基本になることは言うまでもありません。

■Independent Task(Writingのみ)
Question 2:Writingのみ(30分)
話題:教育・生活・文化などで構成
規程語数は300wd
【POINT】
独立問題と呼ばれる自分の意見を書く問題ですが、AD/PR/EX/MAの4カテゴリーから出題されています。例えば「技術は平和に貢献するか/AD」 とか「スマホは成生活必需品か/AD」などの課題が出ます。しっかりと I=60wd、(B1・B2・B3)=210wd、C=40wd Total=310wd 以上で書くように 指導を受けました。エースの講師からは長い文章で書く方が点数(E-Rate)は上がると聞いていましたが、 自分の実力に応じて精一杯記述することを努めるようにしました。
エースの指導のユニークだったところは、自分が書いたエッセイの、自己採点を目指すという指導を受けたことです。 エースは、TOEFLの"E-rate"を正確に算定できる Criterion を導入していたので、 どのようにすれば高い点数がでるかを実験として何度もリライトして確認しました。

◎スピーキング学習対策
●Question 1:Preparation (15秒)→Speaking(45秒)興味有る物、趣味生活など内容
●Question 2:Preparation (15秒)→Speaking(45秒)大学の生活に関わる内容
●Question 3:Preparation (15秒)→Speaking(45秒)大学の生活に関わる内容
●Question 4:Reading (約45秒)→Listening (60-90秒)→Preparation (30秒)→Speaking(60秒)
人文社会・自然科学・地域学などアカデミックな内容が多い
●Question 5:Listening (60 - 90秒)→Preparation (20秒)→Speaking(60秒)
キャンパスライフ問題と解決方法などの内容
●Question 6:Listening (90 - 120秒)→Preparation (20秒)→Speaking(60秒)
人文社会・自然科学・地域学などアカデミックな内容が多い

◎テンプレートの利用

スピーキングの習得は、シュミレーターを使って、予め用意されたテンプレートに当てはめて話を展開するという練習を重ねました。 日本人の生徒は「パターン化したものを一定の範疇でアレンジするのが得意」なことから、エースは問題対策テンプレートを用意していました。

スピーキング問題は6問あり、それぞれの配点が相違することから、取れるところで点数を稼ぐということのアドバイスを受けました。 奇数番号問題(Question1、3、5)は、日々の生活や大学生活を題材とした個人的内容の問題なので、リスニング内容があっても、 極端に難しいものがないので、ここが重視されました。 パターンが決められた問題であることから、多彩な問題をこなして練習を繰り返すことで、テクニックを身に付けました。 しかし偶数番号問題(Question 4、6)は、内容が大学の講義内容なのでアカデミックな社会科学・自然科学系問題となるので、 自分の得意でない分野が出た場合は得点が伸びない可能性があるため、その場合にどのように対応してテンプレートの 形にするのかを、多彩な問題でシュミレーションしました。 TOEFL iBT スピーキングは、20点の確保は練習して取り組めば容易に到達できると思いました。


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